REPORT

2023

08.01

Tue.

第2回定時総会・大交流会

ベンチャー三田会の第二回定時総会&大交流会を開催!

2023年8月1日(火)に、ベンチャー三田会の第二回定時総会と大交流会が開催されました。大交流会には150名もの会員が参加。起業家や起業を志す学生たち150名の熱気に包まれた、濃密でポジティブな交流会は今回も大盛況でした 。

第二回定時総会

第二回定時総会において、2022年度の活動報告及び決議が行われました。毎月開催された幹事会や各種交流会・イベント等の活動報告、2023年3月期の決算報告と共に、2022年度計算書類の承認、会則の一部変更、常任幹事の選任についても全会一致で承認され、新たな体制が決定しました。

大交流会

大交流会では、昨年の118名を超える150名もの会員が会場に集結。 冒頭の柴田啓 会長の挨拶では、昨年の目標の一つであった早稲田大学のベンチャー稲門会の会員規模を上回る165名(2023/8/1時点)を達成したという喜びの報告が。 「慶応義塾の創学の理念である『全社会の先導者たれ』に基づき、時代を先導する創業経営者を多く開拓するのはもちろん、世界に通用するスタートアップを創出するエコシステムを作りたい。その理想には多様な価値を認めてぶつけ合うことで近付ける。女性、外国人など多様性を持った経営者がいたら当会に誘ってほしい」と述べ、多様な人材への積極的なイベント参画、声掛けを呼びかけました。

神武教授による講演

神武直彦教授による講演では、「宇宙事業・ベンチャーの現状と慶應義塾発スタートアップの創出・成長支援」と題して、教授の経歴、40兆円以上もの規模を誇る世界の宇宙事業、宇宙ビジネス領域の事例などを紹介。いまだ世界市場の1%にしか満たない日本の宇宙産業の伸びしろに対しチャンスを感じさせる内容に、多くの参加者が興味深く聴き入っていました。   また、スタートアップ支援を行う「慶応義塾大学イノベーション推進本部 スタートアップ部門」についても紹介。 「慶應義塾はもともとスタートアップの起業が多いが、これからが勝負と思っている。同部門は300社のスタートアップを生み出す目標を持っているため、同会とも連携強化したい」と述べました。

事務局からの報告

事務局からは新任常任幹事3名の紹介や今年の活動報告、及びメンタープログラム開始の案内がされました。また部員全員が起業する「起業義塾部」発足が発表されました。

エンジェル投資家・宮本氏のパネルディスカッション

パネルディスカッションでは大西利佳子 幹事がモデレーターを務め、エンジェル投資家の宮本邦久氏を迎え、宮本氏自身の起業から上場、売却までの体験談のほか、主にユニコーン企業となる可能性のある対象にしぼったシード投資を行っていることや投資の方法などについてトーク。上場準備の苦労話や「M&AとTOB」の違いなど、若手起業家や上場を目指す起業家にとって大きな学びとなる時間になりました。

【登壇者】
・ベンチャー三田会会長挨拶
柴田啓 会長(株式会社ベンチャーリパブリック 代表取締役CEO)
・講演
神武直彦 教授(慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科)
・パネルディスカッション
ゲスト:エンジェル投資家 宮本邦久氏
モデレーター:大西利佳子 幹事(株式会社コトラ 代表取締役)

【新任常任幹事】
・岡本 祥治 常任幹事(エグゼクティブメンバー、現幹事)
・吉岡 諒 常任幹事(エグゼクティブメンバー、現幹事)
・山本 玲奈 常任幹事(エグゼクティブメンバー、現幹事)

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