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10.15
Sun.連合三田会2023 〜ベンチャー早慶戦〜
「ベンチャー早慶戦!早慶起業家によるパネルディスカッションを開催」
2023年10月15日の連合三田会において、ベンチャー三田会は早稲田大学のベンチャー稲門会とコラボイベントを開催。学生を含めた早慶起業家4名が、起業経緯や会社経営に関するディスカッションを繰り広げました。
パネルディスカッション
モデレーターを務めたのは、寺田倉庫株式会社 代表取締役社長CEOの寺田航平氏。
スピーカーは、早稲田大学在学中の株式会社Ubiq 代表取締役 日野真幸氏、同学卒の株式会社クラフター 代表取締役 小島舞子氏、慶應義塾大学在学中のOwned株式会社 代表取締役CEO 石井翔氏、同学卒の株式会社ビビッドガーデン 代表取締役社長 秋元里奈氏の4名の起業家が務めました。
起業のきっかけ、失敗談、モチベーションアップの秘訣
起業のきっかけとして、秋元氏は理工学部の学祭の実行委員会の経験を通じて「ゼロからイチを立ち上げる」ことに面白さを感じたことや、実家の農業課題解決への思いを挙げました。
石井氏は大学在学中に、暇を感じたことをきっかけに終活関連会社に参画。ビジネスの立ち上げなどに楽しさを感じ、自らデジタルマーケティングのサービス支援のために起業。
小島氏は大学在学中の起業経験もあり、卒業後に人材大手企業に就職してまもなくプロジェクト立ち上げの経験を通じて必要なサービスがあると実感し、4ヶ月で退社して起業。
日野氏は当時付き合っていた彼女との別れを機に起業の道を決意し、大学内の起業家養成講座を受けたことに後押しされ、学生のうちに起業したと語りました。
また起業後の失敗談、乗り越えた経緯についても語られ、会場は大いに盛り上がりました。
早慶戦と今後の展望
互いの大学への意見交換の場面になると、日野氏は早大では起業する人数はまだ少ないが、ベンチャー企業の支援・育成を目的としたアントレプレナーシップセンターがあることを紹介。一方、秋元氏は慶應の特徴として先輩が後輩を助ける文化があることを指摘しました。
今後の展望として「日本を代表するような企業に(石井氏)」「世界を変える企業に成長し、早慶ベンチャーを盛り上げたい(日野氏)」などの熱意を伝えました。
寺田氏は「同会が今後もベンチャー業界の活性化を支える存在になりたい」と結びました。
起業義塾部の紹介
最後にベンチャー三田会の岡田祐子 幹事が、2023年10月より慶応義塾大学内に「起業義塾部」が発足し、Owned 石井氏が初代代表に就任したことを報告しました。
イベントは大盛り上がりの中、幕を閉じました。起業の面白さや互いに支え合うことの重要性を改めて実感するシーンもあり、ベンチャー起業家が集まる会として意味のある機会となりました。
【登壇者】
モデレーター:寺田航平 幹事(寺田倉庫株式会社 代表取締役社長CEO/1993年慶応義塾大学法学部法律学科卒)
スピーカー:
日野真幸氏(株式会社Ubiq 代表取締役/早稲田大学政治経済学部4年生)
小島舞子氏(株式会社クラフター 代表取締役/2013年早稲田大学政治経済学部卒)
石井翔氏(Owned株式会社 代表取締役CEO/慶応義塾大学商学部在学中)
秋元里奈氏(株式会社ビビッドガーデン 代表取締役社長/2013年慶応義塾大学理工学部管理工学科卒)
【幹事】
権藤悠 幹事(ベンチャー三田会)
山田 洋志 (株式会社ガッコム)
手塚 康夫(株式会社mirakuru)
【サポート】
岡田祐子 幹事(ベンチャー三田会)
【司会】
岡田隆太朗 事務局長(ベンチャー三田会)